私は柔道整復師として、捻挫や打撲などのスポーツをしている子どもたちの治療をしてきました。
子どもは回復力も旺盛ですぐに完治はするのですが、しばらくすると同じ痛みを訴えて来院します。
このような野球肘やオスグット(成長痛)・分離症・投球障害などのスポーツ障害は再発を繰り返します。痛みの原因を追及していくと「動き」「姿勢」に非効率的な「クセ」がついてしまっているという事が分かりました。
「痛みを取り除くことだけで、本当の治療と言えるのだろうか?」
同じ痛みを繰り返さない完全な完治を目指し作ったものが、wise sportsというトレーニング施設です。
当施設は膝の痛みを繰り返す女子バレーボール部の子ども達から始まりました。非効率的な着地のポーズは膝の一部に過剰な負荷をかけ痛みを生みます。
この理論はバレーボールだけでなく他のスポーツ、日常生活で痛みの出てしまう慢性痛の方にも当てはまります。
今では、打撲以外ほぼ全ての「痛み」の原因は「動き」であると考えています。
そして、ファンクショナル(効率的)に「動く」ことはパフォーマンスアップにも欠かせません。 本当の意味での完治はパフォーマンスをも向上させます。